或る阿呆のナマステ

それこそひそやかに

お前の夢を見た(ふられた男)

以前付き合った女性に横浜へ呼び出され、居酒屋で飲み、鯨飲し、気づいたら彼女の部屋。午前四時半。
枕元を見遣るとコンドームの空き袋がふたっつ。
「やっぱり無理だから、やっぱりやり直さないほうがいいね」
言いつつ彼女は羅針盤「むすび」をかけた。
俺のセックスがいけなかったのだろうか。しかし昨日の記憶はないのだ。
その提案を受諾すると彼女はスミス「THIS CHARMING MAN」をかけた。
朝七時半に帰宅し仕事。死に物狂いで地面のガリを掘り出す。18時半終了。
Braidの「THIS CHARMING MAN」を聞き、笑いが止まらない。