黒雲と陽光の同居によって、分厚い雨雲が支配する雨の日のあの不気味というか、無意味な、空の鉛色と建築物のコントラストというか、有為を翳りに化すどちくしょうが皆無ですね 西方、薄い雨雲の間隙から少しく顔をのぞかす、ほとんど沈みつつある陽の光が、…

押し黙ってしまうほどの判然にどういう表情をしたらいいんだろうかね 昨日の夕焼けと虹はきれいだったがどんな顔せいちゅうねん。 いかに太陽が人間にカロリーを使わせるかも知った気になった しかも太陽ちゃんはあのまんま素で一切を過剰にライトアップする…

空低く雲居と目交わる真昼の憂いが季節を反射して薄志の太陽は愈々沈まず 彼方に拡がっているべきかの鷹揚な稜線も人々の顧慮が濁らせる そんな四月に五月病 遮二無二無気力だ