2006-01-07 ■ 地元の駅前で10年ぶりに再会した友人はやけにハイテンションだった。 「そこのマックで積もる話の埃をはらいながらだらだらしようよ」 やおらの提案。しかしそう言った友人は果たして話が弾むのだろうか、といったような不安げな顔を判りやすく僕に見せてくれた。 僕は急用を思い出したほうがいいのだろうか。 結局急用を思い出したのは向こうのほうだった。僕は無力だった。