高校時代浪人時代に、いい歌を作るバンドの乾坤一擲の一曲を、ワンカップ飲みながら夜中自部屋に一人聴くだけで生きていてよかったなあと思っていた僕はお目出たき人だった。
- 以下各バンドの乾坤一擲。
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- THE BACK HORN--甦る陽--カラ元気の乾坤一擲、明日の革命は今日の天気予報では流してくれない。もともと部屋にはテレビがない。幸か不幸か、その日だけは天気予報で革命を示唆してくれていたらしい。予報は外れた。よくあることだ。世界の終わりはどんな雲が天球の下に靡いているんだろう。ブリッジミュートでそんな雲をすべて、世界の終わりでねじ伏せよう。
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- THE ピーズ--手おくれか--バンドがうねっていれば手遅れだろうが続いていく。続いていくがおそらく誰も幸せにはならない。手遅れだから。でもバンドアンサンブルは至極好調なまま。課題といえばドラマーを毎日毎日励まさなければいけないこと。これ、もう手遅れなくらいにバンドのフォーマットとして間違ってるなあ。
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- eastern youth--木枠の窓--もし明日、槍が降ろうが革命が降ろうが!しかし悲観主義者のトラさんは明日のトラジディイも今日の延長であることを知って反発をあきらめる。はずがあきらめ切れなかった。片道切符の旅である。ノー回顧。乾坤一擲、死ぬまでヴィジョンは西陽。