或る阿呆のナマステ

それこそひそやかに

そんな夢を見た

谷隼人です。

「あなたの夢が叶うかもしれないクイズミリオネアヘようこそ」
「こんにちは。わたくし、ZAZEN BOYSというバンドのボーカルとギターをやっております、向井と申します」

み「今日はまたなぜこの番組へ?」
向「わたくしどものやっておりますバンドの、次に世に送り出すべき作品、アルバムね、これを製作するにあたって、先立つものがない。金ね。ゼニ。」
み「じゃあ今日はそのアルバムの制作費のためにここへ?」
向「あいすいません」
み「そんな向井さんの、クイズミリオネア!」
向「はい」

み「高いの反対は低い。では、谷隼人の反対は?」
向「うーんこれはわからんですね。昔聞いたことがあるようなないような……ダウンタウンでしたね。クイズネタ。でもわたくし、とんねるず派でありますのでね…ライフラインお願いします。テレフォンね。」
み「今日は誰につながってるんですか?」
向「わたくしの長年の友人、中尾憲太郎が電話、テレフォンね、その前でスタンバッとります」
み「中尾さーん?」
中「はい」
み「向井さん、いま一万円に挑戦です」
中「まあ…そんな金額ですよね」
み「30秒しかないですからね。気をつけてください…。それではスタート!」
向「自分、気づけば久しぶりやな。…高いの反対は、これまあ低いんやろな。じゃあこれ、谷隼人の反対は?っつったら自分、どうなん?」
中「ごめん向井君、言ってる意味全然わからんわ」
向「自分、ナンバーガール抜けるって言ったときも同じ事いっとったな」
み「時間切れ」
向「そうですか」
み「確執ってつらいんだねえ」
向「そうですかね」
み「答えは?」
向「D、デーね。デーの、山田雅人。これね。」
み「ファイナルアンサー?」
向「みのさん、目がなんか変ですよ。目がなんか変ですよ。ファイナルアンサー」
み「(CM跨ぎ)残念」
向「あいすいません」


両親の見ていたミリオネアを居間で夕食をとりながら見たあと半寝していたらこんな夢を見た。もちろん一部脚色あり。