或る阿呆のナマステ

それこそひそやかに

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「え、舐めていいの?」

生まれて初めて一票を投じさせていただいた。受付に小中学校の同級生の女の子が座っていて、主として老人に営業スマイルを振りまいていた。あの子は小中学校でも、いつもああいう当たり障りの無い笑顔をしていた。選挙区、比例代表に都合二回投じさせていただいたのち、帰りしなその子に「こんにちは。」と言えば、「あら、久しぶり」と笑顔を見せてくれるその子だったがやはり営業スマイル。あの子を本気で笑わせるのはイケメン彼氏なのか?オダギリジョー?笑っていいともなのか。ごきげんようか。もはや参院選など何処吹く風。ウタウタッテ、カエロウネ。