或る阿呆のナマステ

それこそひそやかに

枯渇ぬらぬら折衝nullnull

渋谷でバンドの練習4時間。自分はベースとして参加。ギターのおっさんの我の強さ、ドラムの徹頭徹尾素直にひねくれるおっさんの我の強さにむかつきを覚える。他にない二人のリズムイズム。
この日の練習で得られたグルーヴなんて物は微塵もないが、自分個人として得られた収穫は多くあった。むかつくような我の強さを右を見ても左を見ても4時間延々垂れ流すおっさんども。非常に格好良かった。嫉妬からくるむかつきであることに気づけばそのむかつきは、至らない自分自身に次の瞬間襲い来る。大いに刺激され、モチベーションにはっぱをかけられた。がちゃがちゃとやるだけだ。湿ったまま乾くのを待たずしてまた湿れ!

Braidのスミスカヴァーを聞き、落涙。この魅力的な男、という曲。めざにゅ〜の天気予報でも掛かるがね、スミスのほうはね。全く、魅力的な男になんぞなりたくもないが、魅力的なおっさんどもに一泡吹かせてやりたいという気概は頭に心に両腕に漲った。