或る阿呆のナマステ

それこそひそやかに

ルチンワカー「何が今日だろう?ああ嘘なんだろう」

大学の守衛さんにサークルの活動室の施錠を解いてもらうのが下っ端サークル員のルーティンワークなんだが、ドアの前で待ってたらおそらくなにかの黒帯と思しき50がらみ足捌きの守衛ちゃんが来て満面の笑みで「ごめんねー、待った−?」と声を掛けてくれたから「ううん、今来たとこー」つって返してハードゲイストライクゾーンは胸から上な男の面目躍如の今日。
学内所定の喫煙所でやにこいてたらあとから灰皿の上にペットボトルが乗っかってるのに気づく。今年度4度目くらいか。やれやれこんな程度の低い学生ばかりの跋扈する大学に俺は在籍してんのかー、と自身の低偏差値に辟易しつつ(以前にも買ったばかりのビニール傘が見事にぱくられた)くわえタバコでそいつを10メーター先のゴミ箱へぽいっと。吸殻捨てられませんからね。その際喫煙所からはみ出た俺も灰皿にペットボトル捨てた阿呆も同じ穴のムスカ。見ろ、人間がゴミのようだ!