或る阿呆のナマステ

それこそひそやかに

すべてがボディーブロー

脈絡のないような些事がなんかぜんぶボディーブロー。じわじわあとから効いてくる。

中村俊介やトキオの長瀬、安藤政信似のかっこいい弟が
「だいたいの歌のサビは説教くさくてかなわない。歌の、最後のサビの直前のBメロが一番いい歌詞だ。というか、名曲はそういうパターンが多い。」

なるほど。じゃあエレファントカシマシの「ふわふわ」とピーズの「底なし」に共通する、最後のサビの直前の「何が自由だ」という一節がぐっさり来るのもその理屈で言うと当然なのかね。

すべてがボディーブロー。家の狭いため隣の弟の部屋からバンプオブチキンが止んだと思えば、可愛い女の子の喘ぎ声。両親が別居。バイト面接落ち。原付故障。まあ別にぜんぶたいしたことはない。と思っていると、ボディーブローよろしくじわじわあとから効いてくる。

フガジのDVDを買って、見た。しょっぱなの「shut the door」に圧倒された。本当に戦慄した。くやしかった。イアンマッケイとギーピショットのかっこよさに嫉妬がとめどない。悔しい。あーん

インターネットでフガジのライブ音源を片端からあさって聞きまくったここ三日間だった。フガジはえらい。
「bed for the scraping」はだいたい7パターンくらい聞いたがほとんど全部ギターはままなってない感じが受けた。特に右チャンネルのおそらくギーのほうが。よかった。かっこはよかった。