或る阿呆のナマステ

それこそひそやかに

高校野球

福島代表校で私の親父の母校*1聖光学院がベスト16で敗退してから片手間に見るくらいだったが決勝はテレビに睨みきかせて観戦した。興奮した。決勝だっつーのに両校ピッチャー大炎上。大会史上初の両校2ケタ得点の決勝戦だったらしい。東北地方をガンシカした真紅の優勝旗に何か言ってやりたい。
甲子園のあの「敗者復活」なんて概念を鼻で笑うような異様な「敗北は死、全勝」「連日連戦当たり前、上等」という完璧主義とマッチョイズムが楽しくてしょうがない。震えが来る。
その二つを足すと五厘刈り。しかし最近は、くせっ毛球児の、伸びた髪をうまい具合に寝かせた「にせ坊主」をよく目にする。高校野球も過渡期かしら。にせ坊主が順調に増え続け、高野連の元老連中が死に絶えたら、いつかは「敗者復活制度」なんか始まってしまうかもしれない。

*1:中退だから母校じゃないかも知れない