或る阿呆のナマステ

それこそひそやかに

済めば正念場

今年の三月、友人三人と青春18切符を駆使して4泊5日の西日本旅行をした、その2日目の夜10〜11時のことでした。
岡山駅から徒歩10分の格安ホテルのハスムカイ、セブンイレブン前に佇む二人の革ジャン釘ジャン。パンクス。お顔を見ればそれぞれ中島らも松田龍平にけっこう似てる。
用を足しコンビニを出ればまだなんら変わらない様子でだらりモデル立ちをしている二人。しかしその語気荒い会話は少しばかり穏やかでないようだった。


松田似 「…あいつ生活保護受けてるくせにパンクパンク言ってんじゃねーよ!!」
中島似 「まじそうだけんね!そうだよなあ」


御法度 「あいつ本当に形だけ。ロットンの遺志を継いでねー」
ガダラの豚 「本当、まじそうだけんね!そうだよなあ」





中島らもの「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」を読み返していたらこんなことまで思い出しました。

やっぱりパンクスの間ではジョニー・ロットンはとっくに死んでるのか。
最近のジョン・ライドン