或る阿呆のナマステ

それこそひそやかに

町田康を読んだ日 だから文体が

原付のイグニション下に挟んでいた携帯用灰皿が見つからない。春の日。桜は口を未だつぐんだままつぼんだまま。。
灰皿俺が単純に失くしたんならいいが、これが第三者に窃盗せしめられてたんならただ質が悪いってんだけじゃあ きかねーなー。
誰一人目のつかぬ陰気な駐車場にて駐輪さる俺の原付から、公共マナーを遵守するのに必須必至な「携帯用灰皿」をぱくって、「奴」は全方位から雑多数多の視線差し込むあの街角この街角どの街角?で「良識派」を気取るんだ。そんなに自分が可愛いか。倒錯するほど可愛いか。あるいは弱い子か。街角に対峙するため密事、軽犯罪も辞さざるを得ないといった。倒錯するほど可愛い弱いか かよわいか。。
いいじゃないか!そういう二律背反を背負って立つ男。俺も目指してみたいもんだ。女性であれば是非ぜひ伴侶に迎え入れたいもんだ。うーんやはり死ね!!おかげで俺が買いなおす羽目に。


加速度的に膨張きわめる俺の妄想をやんわりいさめる                春の日の 春まだきかな おし桜。そうだね俺が悪かったよ。
願わくば、願わくば泥酔した俺が自ら吸殻4本入った携帯用灰皿を他意識の横溢してて突き刺さるあの街角の排水溝に無理からねじ込んだらんことを!!!できれば真昼に。白日の下に悪役を買って出たらんことをね。そうすりゃ被告も原告も原付も法律も条例も俺もこの妄想もはなからいねー。それすげーかっこいーねー  へっ