或る阿呆のナマステ

それこそひそやかに

路地の灯消え果て深夜9時ラーメン食ったらむせてなぜかと思えば煙草

何を書こうが誰も読まねえ。何を書こうか。

くらくらするような恋がしたい。
その人を思うと煙草も喉を通らず。
なぜか耳から鼻血が出るような、あの人の声。そんな声が聞きたい。
そんな状況は幸せだ。

素敵な人というものは存在しても、人の素敵さというものは存在しない。具体的にそこかしこに存在するものの中から抽象極まりない観念を抽出するのは暇人の仕事だ。僕は今忙しい。
凡愚な人はいても人の凡愚は無え。理由は上に同じ。
道理で。僕はぼんくらだが僕に凡愚は無え。僕に凡愚は無い。すなわち僕はぼんくらではない。へっへっへ。倒錯を地で行くのが人間だ。そのために野良イズムで厚顔無恥なスタンスを取り万人にそしりを食らうのを厭わない。後はそれを実行するバイタリティが降って来るのを待つばかり。