或る阿呆のナマステ

それこそひそやかに

待ちかねて立ち枯れてかちわってわかちあって

毎晩寝る前にミッシェルガンエレファントの「I was walkin' & sleepin'」を聞いているのはなぜだろうか。なぜか苦しくなって寝付けなくなってしまうのはなぜだろうか。
あんな精悍な顔をしているロックンロールど真ん中なボーカルのできる男がひたすらいじけまくっているだけの曲をあたりまえほかに知らない。
どんないい男でも人間的にすばらしい男でも根本的にさびしがり屋でひねくれたいじけ屋なんだろう。
自分の友人の超イケメンもいつもいい笑顔をする彼も自分をいつも励ましてくれる人間的に本当にできているあいつも本当はさびしがり屋でいじけ屋なのだろう。男はみんなそうなのだろう。
それを教えてくれる本当にいい曲だ。